車検の最低価格

  • 純粋に車検の最低価格はどれくらいなのか知っておきましょう。
    自賠責保険料、重量税、印紙代の諸費用というのが車検にかかる最低経費です。これに整備料金や実際にパーツを変えたお金などがかかってくるのです。
    では、まず自賠責保険料から見てみましょう。自賠責保険は、自動車 、バイク(二輪自動車、原動機付自転車)を運行する場合に、自動車損害賠償保障法によって加入が義務づけられている強制保険です。法律によって、必ず加入すること義務付けられている保険です。自動車を運行中に他人にケガをさせたり、死亡させたりした場合の対人賠償事故を補償するもので、被害者救済のための保険です。価格は、自家用乗用車で25ヶ月の場合は、28,780円。軽自動車(検査対象車)で25ヶ月の場合は、27,240円。となっています。ただし、沖縄と離島は料金が異なります。これらの地域の車は、事故率が低いこともあってか、本土の半額以下の料金になっています。これらの料金のことを沖縄料率と呼ぶことがあります。

重量税と諸経費

  • 重量税は、車によってかなり異なります。一般社団法人日本自動車整備振興会連合会のサイト(自動車税計算ツール)で調べることができます。自家用乗用車の場合、~1,000kg16,400円、~1,500kg24,600円、~2,000kg32,800円となっていますが、車検証の備考にその税額が書いてあります。軽自動車は一律\8,800です 。
    あとは諸経費として、自動車検査登録印紙(1100円~1500円)がかかるわけです。

    つまり、自賠責保険料+自動車+諸経費が最低車検費用(法定費用)となるわけです。
    普通車の場合、28,780円+24,600円(1.5tクラス)+1,500円=54,880円になります。 軽自動車の場合、27,240円+8,800円+1,500円=37,540円になります。

    ここからいくら加算されているかが、車検代行業者によって変わるわけです。